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そのブランドやスペックが、自分には関係ないこともある

向上心があって、何かを目指している人ほど、意外と「ブランドにこだわる自分」に気づいていなかったりするよね。

 

たとえばね、浪人生だとすると「予備校はここじゃないと気持ち悪い」「講師はカリスマじゃないと聞く気にならない」「この参考書の出版社が気に入らないから違うものを買いたい」

 

仕事をしていると、「この上司は会社の中で無名だから嫌」「研修の講師がこの人だと聞く気になれない」「この人じゃなくもっと有名なコンサルタントに話を聞きたい」「もっとブランドがある卸からものを仕入れたい」

 

あるいはファッションでもそう。「悪くはないけどユニクロだから恥ずかしい」「このバッグは使いやすくて気に入ってるけど、バーキンじゃないから恥ずかしい」「グランドセイコーはブランドないから嫌」「家を建てるなら全国のシェアが一番のあの会社じゃなきゃ嫌」

 

こうして書くと、まあ、成功からどんどん遠ざかってる人って感じがするよね。

Aという有名なブランドがあって、Bという後発で無名なブランドは安物。そういうモノの感じ方ってあるよね。たぶん日本人の、特に田舎の人に多い発想だと思う。

 

俺も最近、新しいコンサルタントの女性と契約をした。俺の仕事について相談相手になってもらうために、顧問契約をしたんだ。売上のこと、仕事のスケジューリングのこと、将来への投資のこと、取引先の選定のこと、メンタルのこと、いろいろ頼ることがある。

でも正直、この女性は無名だ。華々しく経歴を誇る胡散臭いコンサルがたくさんいる中で、経歴はものすごく地味。1人でやってる人なので、売上もそう大きくない。ご主人は普通の会社員。事務所もないから会うのはカフェになる。ルックスもまあ美人の類だろうけど、そこまで華はない。料金はびっくりするほど安い。来てもらう経費や、こちらから行く経費を考えてもかなり安い。

 

彼女のことを結構馬鹿にする男はいた。しょぼい、無名、経験が不明、など。たしかにそうなんだよね。

でも俺が少し話をしたとき、感覚的にはすごくしっくりきたんだよね。彼女が持っている思考の角度が、俺の感覚にぴったりのような気がした。それでいて刺激があって、面倒に思っていたことを考えることもできたし、今の問題点を言葉にまとめやすくなった。

それですぐに契約した。契約したことを俺の知り合いは笑った。金の無駄になるぞと。

でも、大手のコンサルタントに目玉飛び出るような報酬支払って、いろいろマニアックなことやって、それでおまえその状況なん?って俺は思うけどな。

似合わない高級ブランドの服を着て仕事に問題山積みの彼と、ユニクロのジャケットを着て2000万円を稼ぐ俺と比べたら、それでも田舎の人は高級ブランドの彼を評価するわけだけど。なぜなら見た目もやることも言うことも派手だから。

 

当たり前の話なのに、当たり前に考えない人がものすごく多くて。

 

美容院だって、俺が行ってるのは、2つしか椅子がない店だよ。洒落てない。お洒落なイメージがないから、それっぽい人は来ない。でも、技術はあるし要望を掘り下げてくれるし、俺のライフスタイルも理解してくれてる。不満は一切ない。でも高い。狭い部屋でコーヒーも音楽もないのに高い。でもいい、そのハサミを研ぐのに金を使ってくれと思う。

 

そこに行くだけでかっこよく感じる店とか、その人が担当だと言うだけでブランドを感じるとか、そのブランドを持つだけで満足だとか、それも一つのあり方だと思うけど、

自分の人生を成功させたかったら、そうじゃない価値観を持ったほうがいいよね。

 

 

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