読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

起業してダメなら就職すんの?だっせえな。

ここ10年位、「起業」って言葉をよく聞くよね。

起業か・・・と思う。便利な言葉だなって思うよ。俺としては起業って言葉は好きじゃないけど。

俺は24歳のときから1人で商売をして食っているけど、だからこそ言いたいんだよね。起業っていうカッコいいイメージとはとんでもなくかけ離れているよ。1人で商売を立ち上げて、しかもそれで生活を成り立たせるっていうのは。

夜の世界で経験を積んだとは言っても、所詮まだ子供だった。24歳の俺なんて、子猫を絞め殺すより簡単にぶっつぶせる弱い存在だったと思う。事実、俺は何度も悪い大人に騙されたり、同業者にハメられて金を無くしたりした。今だったら相手にしない底辺メンヘラに同情したばかりに、裏切られて凄惨なほど滑稽な有様になって商売を一個無くしたこともある。

逆に、俺に攻撃してくるやつを徹底的に潰してやった結果、あっけなく自殺したやつもいる。ライバルが起業する情報を得ると、事前に嫌がらせをしてやることも数知れずあった。具体的に、暴力的にライバルを排除したことももちろんある。

その報復だって受ける。報復で俺が潰れることもあるし、その逆もある。モラル的にどうかは全く関係なく、生き残るというのは戦いそのものだ。

その業界で強い兄さんに媚びて守ってもらうことも当然の努力だ。金や女を掴ませて言うことをきかせ、後でそれをネタに暴力的にゆすることも当然やった。強い兄さんを騙して貶してやり、俺が全部奪うことだって当然やるわけで。

 

起業ってかっこいいことばかりじゃなく、正義ばかりでもない。理想ばかりでもない。パワーゲームをサバイバルするってことは、負ける人間もいるってこと。負ける人間がいないと勝てないのがパワーゲームであり、ビジネスなわけです。

無能ですっとぼけたやつほど、共存共栄ができると思ってる。でも無理だから。俺はお前を殺して、俺だけ生き残ろうと思ってる。今も。だから俺は、俺だけは生き残ってる。

 

その起業ごっこのお坊ちゃんお嬢さんたちに聞きたいんだよね。

逃げ道あるだろ?って。

 

ほらいるじゃない。起業してみてちょっとダメなら、サラリーマンに戻る人たち。すぐに「就職」すること考える人達。

はっきり言うと、だから失敗するんだよ。ダメなら就職するって発想を捨てられないなら、起業すんなよって言いたい。

起業するからには、もちろん叩きのめされて強制的に退場させられることもいっぱいあるよ。つまり収入がゼロ、またはマイナスにまでなっていって、食い物すらありつけない。家族がいる人なら家族ごと飢えさせてしまうだろう。家族が病気になったときのための健康保険証だって取り上げられてしまうかもしれない。

でも、だからといって、ダメなら就職するような選択肢を少しでも考えているなら、最初から負けるのが決まってるんだよ。起業したからには、家族が飢える状況まで負けてしまったら、どうにかして金を作ってくるだけの話だ。それがセコい商売でもいい。みみっちい商売でもいいんだ。

そのセコい商売で小銭を稼いでいるうちに、次にチャンスが来る。セコい商売からヒントが有る時もある。みみっちい小銭稼ぎの商売からアイデアが生まれる時もある。実際俺がそうだった。ここでは言いたくないけど、まー貧相な商売して食いつないだよ。ホームレスまでやっても。その時代の貧相な商売のおかげで、俺のビジネスセンスがものすごく磨かれた。アレがなかったら今の俺はない。

 

乞食して物乞いしてでも金を作って、浮上のチャンスを待つ。それが起業の覚悟ってやつで。それが大げさだとか言うなら、きっと失敗したとき精神病になったり周囲に迷惑ばかりかけるだけだから、起業はやめたほうがいい。

いやほんとに。カッコつけたくて起業するんだから、沈没したときにセコい商売するのは嫌なんでしょ?

メンツ保ちたくてまた就職する気なら、起業しないほうが退職金も貯まるよ。悪いこと言わないから起業はしないほうがいいです。

 

起業するからには、就職という逃げ道は捨ててしまえよ。覚悟つかないなら、手の甲に入れ墨でも入れたら良いよ。絶対就職できなくなるから。