嘘を教えられてるんだよ

目指すという生き方をしている人は、ほんと毎日すごい努力をしてると思う。この日本では仕事に熱意を持って取り組んでいると思う人が6%しかいない、という記事を最近読んだけど、その6%って少なく感じるじゃない。でも日本の生産年齢人口(15歳~65歳)は総務省の調べによれば7708万人いるから、その6%は462万人。そう考えるとものすごく多い。

熱意を持って、目標を達成しようと毎日努力し続けている人が462万人もいるんだよね。

でも、何の業界もそうだけど、トップクラスで成功するのはその中にごく限られた人たち。圧倒的多数は、良くてそこそこの成功、もしかしたら頑張らない同僚と同じくらいの結果しか出せてない。言いたくはないけど、風俗嬢ですらそうだよ。みんな風俗やれば稼げるって思ってるかもしれないけど、風俗嬢の中でも鳴かず飛ばずで腐って辞める女も相当いるよ。頑張ってないわけじゃないけど、結果を出せないんだ。

風俗嬢でもそうなんだから、起業したビジネスマンとかフルコミッションの営業マンとか、俳優とかミュージシャンとか、焼鳥屋を開業した料理人とか、みんな9割ぐらいは結果に関してはパッとしない。自己満足でいいならいいけど、社会的な評価で言うと、別にその仕事にチャレンジする必要はなかったよねって感じ。

 

その理由って運とか実力みたいなものもあるって思いがちだけど、実は運も実力も才能もない人が成功してることのほうが多いような気がする。

また風俗嬢で例えて申し訳ないけど、売れっ子の嬢は別に可愛くもないしスタイルが良くもないことが結構あって。見た目はその辺りの会社の新卒社員みたいなもんだったり。しかも血の滲むような努力ってやつもない。ふつうに頑張っているだけで1年で1500万円くらいの貯金が出来ていた。かと思うと、必死ぶっこいた美人の風俗嬢は指名がほとんどなく、いつもフリー客(多くは泥酔してる)の相手をして嫌気が指して店を移っていた。

 

前置き長くなったけど、俺を含めて、どうやらこの日本では努力の仕方について嘘を教えられていることがあるみたいだよ。

 

代表的なことで言うと・・・

「目標としてる結果から逆算して、今必要な行動をすればいい」とか(笑)

 

「目標は具体的に期限と数字で設定しなさい」とか

 

「ゆっくりでいいから徐々に変わっていけばいい」とか

 

「自分のランキングを意識しなさい、ランキング表を常に見なさい」とか

 

「目標は紙に書きなさい」とか

 

「目標は他人に公言しなさい」とか

 

「小さい成功を積み上げなさい」とか

 

「自分に成功を義務付けなさい」とか

 

俺もなー、こういう真っ当な成功哲学みたいなものに踊らされてたことがある。

正直言うと、結果から逆算して今必要な行動量を決める、っていうのはものすごい大嘘だよ。絶対嘘。絶対ありえない。

成功って、一方通行なんだよ。未来から逆算して現在に至るような時間の流れはありえない。未来に向かって一方通行の道を走っていると、予想もしていない出会いやチャンスがあって、気がつけば違う形で成功してるっていうのがあたりまえの姿。

たとえばさ、プロ野球選手になろうと思って中学から野球部入ったけど、高校くらいから突然流れが変わって気がつけば経営者になっていて成功してたっていうこととかね。普通の人生ってみんなそうでしょ。

 

もちろん、成功哲学みたいなものは最初はいいよ。12歳で野球部に入った時なら、その教え通りに考えたほうがいいと思う。目標は超短期で設定してそこだけクリアしようと努力したほうが最初は絶対いい。

でもさ、それだけを続けたら結果は出ないよ。ほら、俺もそうだけど起業してある程度の成功が見えてくると3年目くらいから伸びなくなってしまうのがそれ。超短期の目標設定だけでは伸びなくなる。

 

最近おもしろい話を聞いたんだけど、それによると

「目標の数値化は絶対しない」

「現状の延長線上にある目標は持たない」

「目標は抽象的で、現状では無理な状況のところに設定する」

「競争はしない」

「未来の自分が感じるであろう感情や情動に向かって生きる」

というのがあり得ない成功をするためには必要なものだっていう。初心者じゃないならなおさら。

 

たとえばタイガー・ウッズは優勝争いのレースの局面になると、ライバルのパットを見ていて「入れ」と思ってるという。

普通はレースだったら「入るな」でしょ。でも入れって思う人間のほうが、自分に対してもそう本気で思えてるんだろうね。入るというイメージしかないんだから。

 

今の自分の延長線上に目標を持ったら、きっと努力すること自体が満足になってしまう。今の売上が30万円だから、来年は50万にしよう、再来年は70万円でステップアップしよう、みたいなものはほとんど実現しないでしょ?俺はそんな経験はないよ。

売上0円から、ある日突然1000万円になった。

結果から逆算した行動計画で結果にたどり着いたことは一度もない。少なくともそんな器用な猿芝居は俺には無理。

23歳で自営業になったときに描いていた人生とは全く違うところにいる。これからもたぶん斜め上に変わっていくと思う。抽象的な目標以外は捨ててしまったので、もう来月の数値目標は何もない(笑)自分を強制するものを全部排除したら、突然変わり始めた。

 

20歳の頃の俺は自分の師匠に「ねばならない」が足りないと言われた時があって、自分に成功を義務付けてきたよ。でもその時期はもう過ぎたんだろうな。メシを食えなかった俺が普通に三食食えるようになったら、義務付けはとたんに意味がなくなってしまう。新しいチャレンジもしなくなり、あっという間に現状維持バイアスのおっさんになってしまうんだろう。

 

考えてみると、俺は10代の時から正直女性に沢山のご縁をもらってきたけど、「モテたい」とか「何人とセックスしたい」とかいう目標を持ったことは一度もないんだよな。ただ、女性と縁がない自分というセルフイメージを持ったことは一度もないと思う。あったかもしれないけど記憶にないくらい。

ついでに言うと、女性に断られるというイメージも全くないし、気に入った相手とセックスできないっていうイメージもない。自分に惚れてもらえないっていうイメージもない。

AVでも見たことがないセックスで満たされ、多くの人が想像すらできない環境でエロを生きてる。

でも、誰かよりいいセックスがしたいとか、誰かに自慢したいとか、そんな感情はないよな。師匠がさ、自分がセックスした女の数を数えるなっていつも言ってた。だから俺も数えてない。経験人数4000人は推定であって、たぶんもうちょっとあると思う。そこはどうでもよくて。数えたら自分の潜在意識に変なスイッチが入って、ご縁の連鎖が止まるのかもしれない。

「アキラ=無邪気にエロい」「アキラ=無邪気に女の子といい時間を過ごす人」のセルフイメージで十分エロでは成功できてる。違う男が女の子にモテてるのを見るとすげえなあって思うし、苦労してる人を見るともっとモテろ!って心から願うね、たしかに。あいつ女に嫌われたらいいのにっていう感情はない。

 

ところが仕事になると、学校の先生や、会社の上司、コンサルタントの言うような「役に立ちそうで全く立たない成功哲学」に縛られ、案の定失敗する。

 

昔からアキラブログで言うけど、大切なのは「達成したい目標」ではなくて、「こうありたい状態」のほうだと思うよ。

こうありたいお金の状態、こうありたい感情、こうありたい人間関係、こうありたい人間性、みたいなね。