出会った直後の一週間で、本質なんか理解できる

それが彼氏であったり、彼女であったり、妻であったり夫であったりするかもしれない。もしあなたに好きな人がいたとして、その人のことをどれだけ知っているだろうか?

いや、知ってるよと言うかもしれない。

出身はどこの街で、高校はどこで、大学はどこで、兄弟は何人で、前に離婚歴があって、こんな職業を経験していて、今はどこに勤めていて・・・とか、ほら、知ってるよと言うかもしれない。

でも、それは単なるインフォメーションでしかないよ。もっと深いこと、もっと本質的なことを知ってるかっていうと、どうだろうね?

 

例えば。想像してみて欲しい。

今、これを書いているのは深夜0時。俺も、あなたも、今日という1日にいろんなことがあったわけだ。いろんな作業をして、いろんな感情の流れがあって、楽しさも喜びも、悔しさも怒りもあったと思う。もちろん俺もそう。

そんな今日という1日で、「誰にも言えたことがないな」っていう出来事や感情ってきっとあると思う。

俺もあなたも、目標というかゴールがどこかにあって、それを目指して毎日生きている。どのプロセスの中でどんなことで悲しみ、どんなことを毎日気にかけ、どんなことがあったら最高だと思っているのか。

それを、あなたの彼女や彼氏や夫や妻は、正確に理解しているってあなたは思えるだろうか。

 

俺も今まで色んな女性と付き合ったけど、俺自身が持っている心の澱のようなものとか、希望とか、目標とか、不安とか、怒りを正確に理解していた人はほんの数人しかいなかった。

「それはアキラが一番やられたくないことだ」とか

「それはアキラが一番理想としていることだ」とか

「それはアキラの仕事であってはならないことだ」とか

「アキラだったら絶対そっちを選択するだろうな」とか

「アキラはそろそろ撤退したほうがいいんだろうな」とか

俺の状況も、感情も、割と正確に理解している女性がやっぱりいたよ。

それってさ、一緒にいる時間の長さとは関係ないよ。

 

正直いってね、2年とか3年とか付き合ってるのに、「最近やっと彼女のことが分かってきた」とか、「うちの彼氏、やっぱり謎」とか、そんなこと言ってるようではもう別れたほうがいと思う。

たぶん、相手の本質的なところを理解するのには、1ヶ月もあれば十分過ぎると思うよ。1週間もあればいいんじゃないの。

俺だって、始めて話す女性が現れたら、喋りすぎるくらいおしゃべりになって、四六時中相手のことを知ろうとする。

知りたいのは相手の情報ではない。学歴とかそんなのはどうでもよくて。知りたいのは、もっと本質的なもの。何を目指して、どうあろうとしているのかっていうものだよ。

毎日電話をしたり、毎日メールを交わしたり、毎日コミュニケーションを大量に取りながら、理解しようとする。もちろん相手も同じで。

セックスなんて通過点にしかすぎず、ベッドの中で眠る直前でも、居酒屋でお酒を飲みながら話をする時でも、ずっと相手のことを知ろうとしてる。その頭のなかにある感情の物語をね。

一週間も経てば、相手に謎なんか存在しない。100%ではないだろうけど、わりと正確に相手のことが理解できると思うよ。

 

そうしたら、お互い、なくてはならない存在になるだろ?

もし今日、とても悲しいことがあったとしたら。真っ先に相手に話そうって思うよね。パートナーに話すことで共感が得られたり、自分と同じ目線で話をすることができるとしたら、もっともっと話したくなるだろ。

 

あのさ、誤解がないように言うけど、同じ職場だから共感できるとか理解できるとかじゃないんだよ。全く違う世界を抱えている2人でも、理解なんて簡単だろ。話して教えあえばいいんだから。同じ職場だから同じ目線になるとか言ってるのはほんのガキだよ。

 

知り合って、ほんの一週間。きっとコミュニケーションを大量にとっていた時期があると思う。そこでとことん相手を知ろうとしなかったり、とぼけたコミュニケーションしか取ってなかったとしたら、たぶん何年付き合おうが進展はしない。

後から理解しようなんて無理なんだよ。

本当に伝えたいと思っているのは、出会った直後の一週間だけだろ。そこを怠惰に過ごしてしまったら、絶対に2人の軌道がクロスするポイントがないまま、別れてしまう。または冷え切った関係のままでいるだろうね。

 

今日、悔しかったこと。

「あのね・・・」ってパートナーに言いたいと思えなかったら、その関係は続けるだけ時間のムダ。

それは相手のせいではない。

あなたが、出会った直後の1週間を粗末にした結果だよ。