自己肯定感が低すぎて気持ち悪いです

このツイートに対して、俺の周辺では話題になったらしく、いろんな意見をもらった。

 

今日はそんな「自己肯定感」の話題。

 

 

最近、いやーそれはちょっとどうだろうっていうコミュニケーションを取る人が増えていると思うんだよね。確実に。

いくつか俺の体験を話すと、、、

俺のプライベートのことなんだが、かなり無神経なことしてくる女がいたわけよ。

そいつの仕事のことで俺が少し協力していたんだが、それ絡みで急な用件があって電話をした。しかし、何度かけても出ないし返事もない、LINEも既読にならない、何度も繰り返し連絡を試みるがナシのつぶて。かと思うと、次の日になって、電話に対してLINEで返事してきて、「どうしました?」だって。

すぐに電話したが出ない。

 

キレやすい俺は、やはり瞬間沸騰。LINEですぐに送ってみた。

テメエ、おまえの仕事のことで俺が連絡してんだろが。何がどうしましただ、ふざけんなよ。

すると、またLINEで返事が来る。

「すいません、、、気がききませんでした」

電話で言えねえのかよこの糞まんこが

すると慌てたように電話が来た。

テメエ、死ねよ

こんなに暴言吐かれて死ねまで言われることなんて、こいつらはねえんだ。喧嘩なんて経験ないんだから。だから、恐れおののいてひたすら謝る。声も震えている。

でもまあ、俺も大人なんで多めに見てやり、用件を話してそこは終わった。おまえの仕事のことなんだから、俺がアレンジしてやった人脈を大切に活かせよって話をした。

「はい、ありがとうございます、ほんとにありがとうございます、ありがとうございます」ってしつこい。

あーなんかムカつくなーと思いながらも、いいから早くやれよって言って電話を切った。

 

そして後日、俺が教えたことを全くやってない。俺が紹介した人にも電話も入れてない。俺が紹介した人からは、俺まで疑いの目で見られ始めてる。

おまえ、俺が紹介したのが気に入らなかったのか?

俺はその女に言った。そしたら「すいませんすいません、準備が出来たら連絡しようとしてそのままになってました、すいません」とまた謝る。

 

そしてさらに後日、その人脈からは呆れられて切られたことを俺が知った。俺が恥をかき、その人には失望させた。俺の信用はもうない。

俺はその女を呼び出し、話をしたんだ。冷静に。なぜ、日頃、連絡がマメにできないのか。せっかくのチャンスも潰し、俺のメンツも潰し、おまえ自身もその仕事で成功する見込みなんかねえだろうに。

そういうと、まあもうすげえ申し訳なさそうな顔するわけよ。でまた言う。「すいませんすいません、アキラさんのせっかくのご厚意を裏切ってしまいました、すいません、アキラさんを傷つけてしまいました、そのことについてわたしは反省します」

 

またブチっとキレてしまうんですよ、アキラは。

 

何?こいつ?俺は、なぜ日頃連絡をマメにできないのかって聞いてんだよ。俺の気持ちに勝手にフォーカスしてくるんじゃねえ。俺は、俺の気持ちはどうなる、なんて言ってねえんだ。

実務として、なぜ連絡ができないのか、なぜ俺が提供したチャンスを潰すのか、それが必要ないチャンスだったらなぜ最初に断らないのか、それを訊いてる。それなのに、アキラさんのご厚意を裏切りましただの、傷つけましただの、なにこいつ。

 

こいつと話をしてるだけ時間のムダだと思って、話を打ち切って帰った。

俺はあまりにもの気持ち悪さで吐き気がしてさ、友人である美咲に電話したんだ。電話に出なかったけど、5分して折り返しかかってきた。「あと15分したらかけるけど大丈夫?」と美咲は言った。

もちろん、いいよ。悪いね。

そして、25分後に美咲から電話がかかってきた。「遅れました、それで?」

ああ、やっぱりこの人は違うなと思った。

 

俺の感じた気持ち悪さの正体を、美咲に言語化して投げ返してもらいたかったんだ。こういうとき、頭のいい女性はほんとに役に立つ。

「それは、自己肯定感の低さだよね」

そう美咲は言った。

なるほど。自己肯定感。

 

美咲が言うにはこうだ。

まず、自己肯定感の低い女は、電話やLINEやメールの返事が遅い。それは理由がはっきりしていて、自己肯定感が低いあまりにそのコミュニケーションの価値も低く見積もるから。

逆に、返事をしたら100万円あげます、だとすぐに返事が来る。自分がほとほど困ってることを解決できる電話だったらすぐに返事が来る。でも、仕事の話は、いくらチャンスだろうとそこから努力をしなければならない話はどうてもよくなるわけだ。

さらに、その「空気」を読んでねと、他人に期待する無神経さもある。

次に、自己肯定感が低すぎて、他人も自己肯定感が低いと勘違いしてる。だから怒られると、自分のしたことを反省したり、相手の好意を反故にした無礼を詫びることが出来ない。それよりも、傷つけたとか、裏切ってしまったとか、そういうことばかり言う。

それは自己肯定感が低い者同士だったら、心地いいコミュニケーションかもしれない。

興味がないことは無視し合い、それで怒られたら、傷つけてしまったとか相手の自己肯定感に立ち入ったことをまず心配しようとする。

 

「だから、アキラのように自己肯定感が天より高い人間とは会ったことがないだろうし、どう接していいか分からないんだよ」と。「全部がズレていってるのに、どうしていいか分からないんだろうね」

 

なるほど、と思った。こうやってモヤモヤを言語化してくれる女がいるかと思うと、俺がイラつくポイントを一生懸命深掘りしてくる気持ち悪い女もいる。

フォーカスしてほしいのは、俺の気持ちなんかじゃねえ、俺がアレンジした実務をぶん投げて腐らせた事実についてだ。つまり、おまえの行動についてお前に問いかけているんだ。

実務の話題について、感情のことで返事をしてくる。お前のことについて質問しているのに、俺の気持ちについて返事してくる。

これは気持ち悪すぎる。

頭が悪いというより、やはり自己肯定感の低さが当たり前のなってる世界で生きてる人間の卑屈さなんだろうな。

 

自己肯定感が天より高い俺だとしたら、この女の立場ならどうするんだろう。

LINEを既読にしないのは、LINEが迷惑だからだということだし、そんな人間から紹介されても迷惑なんで断る。それは空気読んで欲しいとかではなく、はっきり告げるだろうな。そのことで相手を傷つけるのかもしれないが、まあ相手も百戦錬磨だ、俺がいなくなっても問題はないだろう。死ねくらいは言われるかもしれないが、それは仕方ないと思う。

逆に、うっかり怒らせてしまっただけなら、俺は必死に謝るだろうけど、相手の気持ちにフォーカスなんかしない。相手がくれたチャンスの価値を認めているから、必死にもう一度チャンスをくれとお願いする。図々しいと言われてもいいよ。その価値があると思って言ってると、相手に伝える。この場合は死ねとか罵倒されるだろうが、しつこくお願いすればチャンスをもう一度くれるだろう。

相手が嬉しいのは、気持ちなんかにフォーカスすることではないよね。実務なわけだから。

 

その俺を怒らせた女に質問してみた。

この仕事を本気でやって成功するっていう腹が決まってんのか?

すると言うわけ。

「実は迷ってます。いままでお世話になったアキラさんを裏切ることにもなるし、でももう頑張れないって気持ちもあるし、中途半端な気持ちです」

 

ほらな。仕事をやるかどうかの腹積もりの問題まで、俺をダシにするわけな。

ここまで自己肯定感が低いともう病気だぜ?

 

美咲が言う。

「失敗しないように育てられた世代だからだよ」

 

そうね。結局、失敗しないように安全に育ったせいで、自分が何をしたいのかも分からない。自己肯定感が低すぎて、自分の目に見えるのは、自分の気持ちと、相手の気持ちだけ。それが気遣いだと勘違いしてる。

残念ながら、自立した大人が大切にしなきゃならないのは、まずは自分の夢。次にそれを応援してくれる人に対して恩義を感じ、恩返しをしようとする実務的な態度だよ。

 

自己肯定感なんて、自前で調達して持ち寄るのが当たり前の大人なんだよ。