職業と能力の相関関係ってこんな感じ

この世の中には、人の能力と仕事とはいくつかの組み合わせがあるんだよね。学生だけじゃなく、社会人をずっとやってる人でも気づいていなかったりする。

 

人の能力にはこんな種類がある。(A)

①能力が高く、難しい概念と言葉で会話ができる人

②能力が高く、分かりやすい言葉で難しいことを説明できる人

③能力が低く、難しい概念と言葉で会話しようとする人

④能力が低く、分かりやすい言葉で簡単なことを説明する人

 

次に仕事にもいくつか種類があって、(B)

①難易度が高く、主に能力が高い人が就いている職業

②難易度が高く、能力が低い人も高い人も就いている職業

③難易度が低く、能力が高い人は就かない職業

④難易度が低く、能力が低い人はもちろん、高い人も就いている職業

 

基本的に、このAとB、二つの分野の組み合わせを間違えると社会人生活は悲惨なことになる。

職業の難易度は会社の規模とは関係がないし、人の能力は学歴ともあまり関係がないことが多いので、本当に間違いを起こしやすい。

 

例えば、Aの①、「能力が高くて、難しい概念と言葉で会話ができる人」が、Bの③、「難易度が低く、能力が高い人は就かない職業」に就いてしまうと、本来難易度が低いはずの職業で困難を極めることになる。

あの人、一流大学を出ているそうなのに仕事が全然できないじゃん、勉強ばっかりしてきたからじゃね?みたいに、言われかねない。

本来は、この「難易度が低くて能力が高い人は就かない職業」は、A-④の「能力が低くて、分かりやすい言葉で簡単なことを説明する人」が成功しやすいんだよね。

 

逆に、A-③の「能力が低く、難しい概念と言葉で会話しようとする人」は、B-①、②の「難易度が高い職業」はともに無理で、この分野の職業に就くとやはり悲惨なことになる。自分の能力を勘違いしてしまう悪い例だね。

 

具体的に言うとね・・・

例えば、ネットワークビジネス

俺の友人でも某企業のネットワークビジネスで成功し富豪状態になってるやつがいるが、これ、本質的にはB-③「難易度が低く、能力が高い人は就かない職業」だよ。友人が言うにはね。結果を出すのが困難であるだけで、作業的な部分も概念的な部分も全く能力を必要としない。足し算引き算が分かれば理解できるような職業。深く考えるべきものでもないし、勉強は一切不要。だから、集まるのは社会的に弱者気味の能力の低い人。

このビジネスの賛否はともかくとして、ここで成功できているのは主に、A-④「能力が低く、分かりやすく簡単なことを説明する人」だという。次にA-②の人だろうが、多くはないという。

ネットワークビジネスで成功しないのは、A-①、③だよ。能力の低い人に難しい概念と言葉で会話しようとすると、話し手の能力は関係なく成功できなくなる。

 

ネットワークビジネス以外でも、営業の仕事は同じだね。自動車セールス、生命保険営業、不動産営業という“三大困難営業職”で成功するのは、一般的に「能力が低く、簡単な言葉で簡単なことを説明する人」だと思う。この職業は本来「難易度が低い」分野にあるからね。

だから能力はほとんど関係なく、簡単なことを簡単な言葉で説明する人が成功しやすいわけね。この職種で本来は能力が高いはずの名門私立大出身のやつらが全く結果を出せないことがあるなんて、多くの人が目撃したことがあるだろう。

 

なんかこの記事自体が分かりにくくて俺の能力の低さのなせる業なんだけどw

 

成功という言葉の定義を「経済的に豊かになる」「社会的に高いポジションに就く」とすると、成功するために必要なのは、能力の云々ではなかったりする。

大切なのは、自分の能力と就く職業の難易度の相関関係。これがまた間違えてしまうんだけどね。

 

ネットワークビジネスの例に戻る。

 

そもそも能力が高いってことはどういうことかというと、「本質を見抜く力がある」ということだと思う。

本質と言うと大げさかもしれない。分かりやすく言うと、「それは論理的におかしいんじゃないの」って疑問に思う力のことかな。

昔、そのネットワークビジネスで成功した友人から変な商品説明を受けたことがある。自社製品と他社製品を「実験」し、他社製品があたかも健康に悪いような印象を与えるものだった。その実験は、前提となる条件がめちゃくちゃで、同条件で比較をしないというお粗末極まりないものだった。実際には二つの商品には何の差もない。でもインチキ実験をして差があるように見せているんだよね。

「おい・・・」と俺は友人に言ったが、「え?なにか」と取り合わなかった(笑)

このネットワークビジネスの会社には、会社公認の実験というものが存在しそれを見たが、論理的に正しくても確かにその結果になんの驚きもなく、他社との優位性をそれほど感じなかった。

モラル的にはどうかと思うが、ここでは「本質」なんかどうでもよく、インチキ実験でこの商品が優れている!って思ってもらったほうがいい結果になるんだよ。それを買う人、それでビジネスをしている人の99%は、本質なんて求めていないし、本質を見抜くこともできない。本質を知ったとしても興味はない。

批判をしている人すら、「なんか危ない成分が入ってるんじゃないのか?」と見当違いの疑い方をしている有様で、やはり能力は高くない。

「手品みたいなもんだよ」と友人は言った。タネなんか誰も知りたくないと。

なるほどなと思った。能力の高い人たちはこのビジネスをするのには向いてないし、絶対成功できない流れになっていくだろうなと痛感した。本質を見抜いてしまったら、何もできなくなるし、説明も見当違いでくどいものになるに決まってる。

 

パソコン買うのだって同じでしょ。自分の毎日の作業に、そんなハイスペックは必要ないって冷静に考えて値段と比較するのが本質だと思うんだけど、多くの人はそうじゃない。自分に必要ないスペックまで高い値段を出して買い、案の定無駄にする。

でもそれでいいんだ。必要ない人に必要ないものを買わせることができれば、幸せになれる人も会社もある。不必要なものを買わせないように自粛しましょう、は本質的で倫理的で正義かもしれないが、それでは99%の人には伝わらないし求められてない。

「変な店」って言われて終わりだ。1%の人に支持される売れない店になってしまう。商売としては失敗だろう。

 

だから、ネットワークビジネスのような本質的に難易度の低い誰でもできるはずのビジネスは、能力が低く簡単な言葉で簡単に話せる人が成功するわけだよね。能力が高くても簡単な言葉で話せる人も成功するかもしれないが、どこかで難しい表現をし始め失速すると思う。能力が低いのに難しいことを言う人間は論外で、誰も相手にしない。

 

ちょっとわかりにくい記事だったので、また書きます。